【INTRODUCTION】
世界で最も愛されているみょ〜なファミリーが、ついにスクリーンで大暴れ！
1987年に誕生して以来、20年にもわたって驚異的な人気を博し、アメリカのTVアニメ史上、最長寿を誇るシリーズ、それが「ザ・シンプソンズ」だ！
いまや全米にとどまらず世界中に熱狂的なファンをもつこのシリーズ。20年もの長い間、多くのファンが首を長くして待ち望んでいた映画化は、まさに世界を揺るがす大ニュース。2007年夏の全米公開では、なんと公開３日間で7185万ドル（約85億円）を稼ぎ出し、2Dアニメーションのオープニング興行記録を13年ぶりに更新するという快挙を達成した！
人気のヒミツは、なんともみょ〜なのに愛さずにはいられない、黄色い一家の大活躍。アメリカのどこかにある架空の町、スプリングフィールドに住むシンプソン一家だ。ズボラでおバカなパパのホーマー。そびえ立つ髪型で愛情たっぷりのママ、マージ。イタズラ命のやんちゃ少年、バート。やたら常識的な優等生のリサ。そして、よちよち歩きの赤ん坊、マギー。びっくりするほどハチャメチャで人騒がせで、愛嬌たっぷりのファミリーに、大人も子供も夢中！それは彼らの笑える日常に、ピリッとスパイスがきいているから。そしてついついホロリとさせられる、家族愛のあたたかさがあふれているから！どんなにヘンテコなことをしようとも、この一家はお互いを深?く愛しているのだ。
そんな一家がワイドなスクリーンに飛び出したからには、笑いもハチャメチャ度も当然、超ワイド！特に一家の大黒柱、ホーマーのやらかすおバカさは、観客をびっくり仰天させ、大爆笑させること間違いなしだ。しかし、笑ってばかりもいられない。ホーマーのある行動は、スプリングフィールドに、そして地球に絶体絶命の危機をもたらしてしまうのだ。この愚かな行いのせいで、ホーマーは心から愛する家族さえ失ってしまう!?故郷を、家族を再びわが胸に取り戻すため、ホーマーは一世一代の大作戦を開始する！
またこのシリーズは、毎回のように登場する多彩な有名スターのゲスト出演も見どころのひとつ。もちろんこの映画版でも、あっと驚く大スターが意外な形でゲスト出演を果たしている（誰かは見てのお楽しみ）！
製作にあたったのは、TVシリーズの生みの親とも言うべきプロデューサーで、優れた監督・脚本家でもあるジェームズ・L・ブルックス（『愛と追憶の日々』(84)、『恋愛小説家』(98）と、オリジナル・クリエイターのマット・グレーニング、そして現在、シリーズの責任者を務めるアル・ジーン。脚本はブルックスとグレーニングに加え、シリーズを支えてきた脚本家陣が全精力を傾けて執筆。監督は、これまたスタート当初からシリーズに多大な貢献をしてきた、デヴィッド・シルヴァーマン（『モンスターズ・インク』(02）。また、映画音楽界の重鎮で『ライオン・キング』(94)などアニメ映画経験も豊富なハンス・ジマーが愉快なスコアを提供している。
　2008年、黄色い一家が日本中を、今までにない笑いと感動の渦に巻き込む！